Angel Beats!

最終回EPISODE.13。
視聴直後は“音無がAP制作者と同じ末路を辿る”でFAでしたが、2chで目にした“音無がAP制作者説”も実に面白い解釈だと思いました。やはりストーリーの主軸は補完さえ可能であれば個人的には好みで面白かったです・・・・・・と、マジで入信する1000歩手前で某雑誌で例のコメント。マジで言っているなら非常に残念ですw

さて、Cパートの奏と音無の出会い(再会)シーン。
「奏ちゃんきゃわいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!」では(あるんだけど)なくて、もし、この作品が2クール以上、或いはゲームとして世に出ていたとしたら、Key作品的にこのCパートが出会いの部分(第1話)になっていたんじゃないかな。いや、Key作品はよく知らんのだけど、Key作品の出会いの鍵となるエピソードって毎回運命と呼ぶに相応しいレベルの過去から続く壮大なスケールの出来事に由来している訳なので。つまり、今回の『Angel Beats!』はその出会いの鍵となる超展開部分だけを描いていた作品だったと思います。それ故、さまざまな制約があり、試行錯誤された事でしょう。
以下の通り、セールス的には大成功でしょうけども、アニメ作品としては残念ながら落第点だったと思います。


Angel Beats!」が「ヱヴァ:破」の5週連続首位を阻止
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100630_377564.html

DVD&BDの初動売上3.4万枚(DVD:1.1万枚、BD:2.3万枚)なんて数字は、放送前であれば「なんの冗談だよw」必須だったでしょうが、全話放送終了後の今となっては「すげぇ・・・・・・」の一言で済ませとくべきなのかな。

「さすが(良くも悪くも)今シーズンN.O.1の話題作!」とか、「“Key × 京都アニメーション × ポニーキャニオン”の『AIR』、『Kanon』、『CLANNAD』、『CLANNAD 〜AFTER STORY〜』より、“Key × P.A.WORKS × ANIPLEX”の『Angel Beats!』が何で売れちゃってんの?DVD&BDの普及率?BD後発の影響?それともやっぱANIPLEXのお力ですか?もしくは完全オリジナルだからKey作品の原作信者共が買ってんの?」とか、なんかいろいろと言いたくなってしまう程に作品の出来と売上が結びつかない。
デュラララ!!』と『WORKING!!』の数字予想も大きく外した前科がありますが、それはリサーチ不足だった為に女性の購買力を計算に入れていなかっただけの致命傷なので、ここまで頭を悩ませてはいません。

EPISODE.01放送直後の売上予想はこんな感じだったので、涙目で壁を殴りながら書いています。猛謝。

Angel Beats! 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]

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