バレンタインデーに池田華菜(風越女子高麻雀部)
僕 「あー、池田、お前、俺にチョコとかあんの?」
華菜 「は?チョコ?」
僕 「ほら、バレンタインの」
華菜 「そんなのある訳ないし」
僕 「まぁ別にチョコなんていらねーけど、せっかく日曜なんだし行くわ、長野」
華菜 「ちょ!来んなし!」
僕 「えー、別にいいじゃん1,000円だし」
華菜 「遠いし! 往復2,000円だし!」
僕 「いや、まぁそこそこ距離あって往復2,000円だけどさw 俺、お前に会いたいんだって」
華菜 「あー、もー、バレンタインとかクリスマスとか、無駄に会う口実が作れちゃう記念日なんて無くなっちゃえよー」
僕 「お前、女の子っぽくねーなーw そういう日がある事を感謝して欲しいくらいのもんだけどな」
華菜 「“っぽい”とか“っぽくない”とか関係無いし」
僕 「あー・・・とにかく、今から行くから」
華菜 「だから来んなし!」
僕 「行くって、日曜なんだし」
華菜 「今日は日曜でも明日は月曜だし!今日は家でおとなしくしてろし!」
僕 「うるせーなー・・・・・・(ってか何だよ今の『し』の使い方)」
華菜 「うるさいんなら話さなきゃいいし!」
僕 「そういう訳にはいかねーよ」
華菜 「そういう訳だし!」
僕 「じゃあせめてお礼くらいさせろよ」
華菜 「じゃあお礼くらいしろし!」
僕 「チョコ、どうもありがとうございました」
華菜 「どういたしましt・・・・・・って、届いてたし!!!」
僕 「届いてた届いてたw」
華菜 「届いてたんなら先に言えし!!!」
僕 「お前こそしらばっくれやがってw」
華菜 「いや、だってサプライズ・・・だしw」
僕 「おかげでこりゃ電話せずにはいられないなって電話したら会いたくなってキレられたけどなw」
華菜 「それはもったいぶった話し方が悪いしw」
僕 「あー、はいはい申し訳・・・ って事で、今からそっち行くから待ってろや」
華菜 「いや、来んなし!」
僕 「マジ素直じゃねーな、お前」