劇場版 涼宮ハルヒの消失 初日舞台挨拶チケット争奪戦を終えて


◆風越女子高校・麻雀部2年生池田華菜さんをゲストに迎えて

僕 「やはり『涼宮ハルヒ』シリーズの人気が窺い知れる1日、というか1分間でした」

池田 「そりゃあ華菜ちゃんも出る訳だし、当然だっつの」

僕 「池田さんの登壇予定は残念ながらありませんからね」

池田 「長野でやるし それも単独」

僕 「長野県内での上映予定は今のところありませんよ」

池田 「じゃあ群馬」

僕 「はい、じゃあ群馬で舞台挨拶するとしましょう」

池田 「いや、でもちょっと待った 交通手段が無い」

僕 「そこ急にリアルなんですね」

池田 「女は現実に生きるモンでしょーが」

僕 「あー、はい、そうでしたそうでしたそうでしたー それじゃあ僕が送る事にします」

池田 「それに下の子達の面倒見なきゃいけないし」

僕 「じゃあ僕が見ますよ」

池田 「お前、当日は大忙し確定だな」

僕 「まず、長野にある池田さんの自宅まで池田さんと下の子達を迎えに行きます」

池田 「車?」

僕 「はい、車です」

池田 「じゃあキャプテンも乗れるな」

僕 「あ、福路さんも乗せるんですか?」

池田 「・・・お前、今、キャプテンでエッチな事考えてたからキャプテンは乗せない」

僕 「エッチな事なんて考えてませんよ」

池田 「ダメ」

僕 「エッチな事なんて考えてませんよ」

池田 「ダメ」

僕 「助手席に乗っている福路さんの膝の上に池田さんが乗ってシートベルトを閉めるところまでの妄想をしてました」

池田 「よし、許す」

僕 (ぃよし!!)

池田 「そしたらそこで華菜ちゃんが華麗に挨拶を決めりゃいい訳だな」

僕 「・・・・・・はい?」

池田 「挨拶だよ挨拶 どこへ何しに行くつもりなんだよ」

僕 「・・・群馬県へ舞台挨拶です」

池田 「キャプテンの太ももの上で挨拶をすれば、立派な舞台挨拶になるって算段でしょーが」

僕 「・・・・・・」

池田 「・・・・・・」

僕 「・・・・・・」

池田 「・・・ぉぃ」

僕 「・・・・・・ぁ。 そ、そりゃ舞台挨拶じゃなくて大腿挨拶だろ〜」

池田 「別に上手くないし」

僕 「ひでぇー・・・」