Angel Beats! EPISODE.10 Goodbye Days

[EPISODE.10] Goodbye Days
脚本:麻枝准 / 絵コンテ:政木伸一 / 演出:安斎剛文、高橋正典 / 作画監督石井百合子、川面恒介、鈴木美咲


EPISODE.09で過去問の答え合わせを終え、ようやく進路もはっきりと決まった音無さん。そんな彼が次にとる行動はもちろん実践っつー事で、オペレーションスタート!!


「あいつ(※ユイ)いっつも元気でさ、日向いじめて笑ってるしさ、バンドのヴォーカルもやって、やりたいことやってさ、もう十分報われてるんじゃないかって思うんだ。あとはほんの一押し。背中を押してやれば、あいつはここから出て行ける。そんな気がするんだ。」と、相変わらず上条さん並みに身勝手な憶測を開始する音無さん。
つまり、手始めに一番手軽そうなユイをチューニング!してやろうっつー訳だ(夜桜四重奏的に言えば)。って、なめんなゴルァ!!なんでまたガルデモのヴォーカルやねん!!ははーん、さてはゆりっぺにでも歌わせるつもりだな?・・・・・・それだけはやめとけ!!


さて、当然ながら一筋縄では逝かないユイ。実は彼女、生前の幼い頃に交通事故に遭ってしまい、完全に寝たきりとなってしまったが為にやりたい事をたくさん残して死んでしまったのだそうだ。音無さんマジ浅はかなり。
バンド、野球(ホームラン)、サッカー(5人抜きのドリブルシュート)、プロレス(ジャーマンスープレックス)、etc...どれもユイがやりたかった事。



(略)



ユイ 「出会えないよ・・・・・・。ユイ、家で寝たきりだもん。」

日向 「俺、野球やってるからさ。ある日、お前ん家の窓、パリーン!って打った球で割っちまうんだ。それを取りに行くとさ、お前がいるんだ。へっwそれが出会いw」
この返しはどっかで聞いた事あるけど、うまいよな〜日向。そりゃ濡れr・・・じゃなくて、消えるのも頷ける。


いや、違う、頷けないんだよ。
こんなルールや設定があるようで無いに等しい死後の世界に突っ込むのもどうかと思うけど、ちょいと一つだけ・・・
日向のサヨナラホームランでユイの生前の未練は解消されたかも知れんが、死後の世界で新たな未練作ってね?あんなん絶対に日向と一緒に居たくなるって。え?そうでもない?女ってこえーw
この死後の世界で生まれた未練(又は妄執)ってのはゆりっぺに適用されると予想しているので、単にここでは使わなかった設定だとも考えられるけど・・・・・・いや、でも、まぁそもそもゆりっぺがアレな訳だし、最後にそんな茶番されても、岩沢さんに然り、今回に然り、サガミオリジナルな感じですかね。マジゆりっぺどう始末するんだろ?



P.S.
今までP.A.WORKSの原画には大変失礼ながら一度も「巧い!」とも「上手い!」とも思った事は無かったのだけれど、中割無しの原画のみでユイのギター奪取作戦を説明していた5カットだけ見るとスゲェ良い原画描いてんだよな〜。正直「上手い!」と思った。きっと今まで気付いていなかっただけで、さすがに原画さん達は上手い絵をあげてきてたんだろうな。
でも、中割りが入った所謂実践シーンではいつも通りの平凡なカットに見えていたので、つまりは動画さん達がんばって!!・・・って、原画レベルの中割り動画なんて無理な注文、何でしちゃってんだろうな俺。