Angel Beats! EPISODE.02

[EPISODE.02]Guild
脚本:麻枝准 コンテ/演出:平井義道 作画監督:川面恒介

OPアニメーション
コンテ:岸誠二 演出:高橋正典 作画監督平田雄三

EDアニメーション
コンテ/演出:岸誠二 作画監督:宮下雄次



[EPISODE.02]の注目は、初公開となったOPとEDと・・・汚名返上なるか!?の本編でしょうか。


◆OP
登場人物達の名前表示ウィンドウ(?)みたいのがダセェんですが(そもそも必要なのか?)、天使ちゃんのピアノ演奏とLiaの歌声という美麗な演出で全体的に良かったと思います。ここでも演奏シーンにSTAFFが尽力してくれています。BANKとして使われる筈も無く[EPISODE.01]だけで使い捨てられてしまったバンド演奏シーンは「なんと贅沢な!」と言うよりも、ただただもったいない気持ちでいっぱいになってしまいましたが、何度も目にするOPでこの尽力は好感が持てます。いやはや、演奏とはなんと美しい動作なのでしょうか。演奏は人を惹き付ける魅力がありますね。さすがメインカルチャー。しかし、名前表示ウィンドウはダセェというデカルチャー・・・orz
曲のサビ部分で[EPISODE.02]の本編内容がチラリしてますので、[EPISODE]毎にここは変化があるのでしょう。


◆ED
[EPISODE.01]ではSSSの3DCG腕章がマックの看板みたく廻るだけだった残念EDも、1枚絵ではありましたが増田誠治担当の哀愁溢れる原画で余韻に浸れる良い仕上がりだったと思います。


◆本編
これはやはりダメすねぇ・・・。やはりレイアウトが悪い為に画面がチープに見えてしまいます。そして、[EPISODE.01]から変わらず痛恨のギャグが文字通りただ痛いです。
麻枝准のギャグセンスどうこうは置いといて、ギャグ演出が酷いので笑えませんし見れません。ギャグの前後がつまらなさを助長しちゃっているのかな。更に気の効いていない台詞がとどめを刺す感じ。
麻枝准が某雑誌にて「13本見終わって感動した、じゃなくて、すべての回がおもしろいということをめざしました。」と、ダルビッシュ有だか谷口信輝だかの写真を添えて仰っているので、岸監督というキャスティングは納得できますが、突き抜けたハイテンションギャグに出来なさそうな作風が岸監督とはマッチしていない気がします。窮屈そうです。そもそも岸監督のギャグアニメって中学生向けだと勝手に思っているので、AB!のギャグが面白くない・合わないって人は高校生以上なのではないでしょうか。或いは小学生以下。
今後、本編で気になるのはやはり物語の本筋と[EPISODE.06]の平松禎史コンテ。眼鏡をかけた女キャラクターは居ませんが注目ですw