ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第三話 隊ノ一日・梨旺走ル


ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第三話 隊ノ一日・梨旺走ル
脚本:吉野弘幸 / 絵コンテ・演出:福島利規 / 作画監督:上田峰子


今更なのか時期尚早なのか『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』に神戸守吉野弘幸は正解だったのだろうか。いや、まぁ、正解も何も彼らはSTAFFな訳だけれど、今後の展開に於いてこの2人の存在はあまりにも怖すぎやしねぇか?だって絶対に何かをやってくれる訳でしょ?その何かってのは作品を楽しんでもらう為の視聴者サービス(※パンツとか水着とかそういったサービスではない)の事ではあるんだけれども、彼らのサービスって後にも先にも糞の役に立つ方だからなぁ・・・大変失礼な言い方だけど。
舞-HiME』ならサービス大歓迎なんだけれど、この『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』に於いて僕はSにもMにもなれない所謂マジヲタになりつつあるので、受け入れ辛いってのが正直なところ(ブヒッ!
っていうか、『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』って彼らのサービスを許容できるような雰囲気作りはしてないだろ。というか、させてないんだろう。現時点で『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』ってのは、多脚式戦車(?)“タケミカヅチ”を音楽プレーヤーとして使用した絵面を笑い処として許容させてない・想像させない雰囲気作りをしているのであって、清き水に魚棲まずと言うように、これまで創り上げてきた雰囲気に彼らのサービスはあまりにも鮮烈すぎる(まぁ何をやってくれるのかは知らんが)。
このまま視聴者に適切な誘導も警告も無いまま意表を突いて(と言えば聞こえはいいけれど)超展開っていう構成はあまりにも酷すぎやしないか?「そのための神戸守吉野弘幸です」だっつってもさ。キャラクターデザインに湧いて来た豚どもをチャーシューにでもする気かよ。なんだかオラはワクワクしちゃえるんだけど、それってどうしたって『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』の楽しみ方と違うだろ。