春の木漏れ日の中で

僕 「お〜い、麻雀部〜 福路いるか〜?」


華菜 「キャプテンですか?キャプテンは今不在ですけど、華菜ちゃんならここにいますよ」


僕 「そっか、じゃあ池田、福路がここへ来たら伝えといてくれ 池田は退部って」


華菜 「は〜い って、も〜!華菜ちゃん退部なんてしないし!」


僕 「今ノリツッコミした奴、退部な」


華菜 「世知辛いし!! 振ったの先生の方だし!!」


僕 「んな茶番はいいから、福路がここへ来たら伝えといてくれ 屋上で待ってるって」


華菜 「あ、それならちょうど今キャプテンは屋上でシーツ取り込んでるところだと思いますよ」


僕 「なんだ、そうなのか それなら別にいいんだ」


華菜 「っていうか先生、いい加減保健室に泊まるのやめてくださいよ その度にキャプテンがシーツ洗う事になるんですから」


僕 「んー、それもそうだな・・・ 極力控えるようにするよ」


華菜 「頼みますよ キャプテンのために」


僕 「お、そうだ それなら池田、福路がここへ来たら伝えといてくれ 明日からシーツは池田に洗わせろって」


華菜 「先生〜、今日で華菜ちゃん退部しま〜す」