ひたぎH
ひたぎ 「あら大変、シャープペンシルの芯を切らしてしまったわ」
暦 「また文房具の消耗品切れかよ・・・ 僕の使うか?」
ひたぎ 「そうしたいのは山々なのだけれど、その前に、阿良々木くんが使っている芯の硬度がいくつなのか教えてくれる?」
暦 「あぁ、硬度な えっと・・・これはHBで、こっちにあるのはF まぁFはめったに使わないけどな」
ひたぎ 「平凡(HeiBon)に、普通(Futsuu)とは、まさに阿良々木くん専用の物のようだから遠慮しとく」
暦 「専用じゃねぇーよ!むしろ量産型だ!」
ひたぎ 「私は普段、4H〜9Hのシャープペンシルの芯を気分によって使い分けているのよ」
暦 「硬っ!!ってか、多っ!!」
ひたぎ 「ちなみに、さっきまで使っていたのは7H」
暦 「7H・・・ って事は、お前、さっきまで相当エロい気分だったんだな」
ひたぎ 「そういう安易な思考回路をしているから平凡だの普通だの童貞だのと言われるのよ」
暦 「童貞は聞き流すとして、確かに今の僕の発言は自分でも少し安直過ぎたと反省しているよ」
ひたぎ 「でも、まぁ、その通りなんだけれど」
暦 「はぁ?」
ひたぎ 「この時期は7Hどころか8Hや9Hを使わずにはいられない気分になってしまうのよ」
暦 「・・・って事は、クリスマスともなれば」
ひたぎ 「9Hまでしか無い事をもどかしくさえ感じるわね」
暦 「ははは、戦場ヶ原こそ結構普通の女の子なんじゃないか」
ひたぎ 「何を言うのよ ちょっとばかり性欲の強い結構変態なメンヘル処女よ」
暦 「この芯(F)使え」